買取金額はどうやって決まるの?
買取店に品物を売りにいったときに、思ったより安い金額を提示された経験はありませんか?
そういう時って、どうやって品物の金額を決めているか気になりますよね。
ここでは、買取店のスタッフがどういった基準で査定をしているのか調べました。
合わせて取引上の注意点もまとめていますので、参考にしてみてください。
査定金額の決め手はなに?
買取金額が低いときは、どこに原因があったのでしょうか?
買取スタッフの査定ポイントからその理由を探ってみましょう。
品物の状態
持ってきた品物の状態も、査定に大きく響く項目です。
新品に近い状態であるほど、高い評価を受けることができます。
せっかく売りにきても、傷や汚れが目立ってしまうと減点されてしまいます。
また、新品に近いと表現しましたが、これは品物の状態だけではありません。
外箱や付属品の有無も評価の対象となっています。
品物の相場
査定をするときは、品物の相場が大きな意味を持ちます。
新品に近い状態の品物を査定してもらう場合でも、その品物の相場自体が低ければ査定額も低くなってしまいます。
相場は、元々販売されていた価格(定価)や品物の需要によって決まります。
バッグや時計などのブランド品であれば、製造年のモデルによって需要が跳ね上がることがあります。
業者の在庫状況
買い取ってもらう品物の在庫を、買取業者がどれだけ抱えているかも大切なポイントです。
同じ商品を在庫としてたくさん持ってしまうと、それだけ同じものを売らないといけなくなります。
当然、売れ残ってしまった場合は損失となります。
買取業者は、こういった損失のリスクを加味して、少し買取金額を下げてしまう可能性があります。
買取依頼で注意すべき点
品物の買取を依頼するなら、査定を申し込む上での注意点も一緒に押さえておきましょう。
身分証明書は必ず持っていこう
品物を買い取ってもらう際は、必ず身分証明書(運転免許証、パスポート、健康保険証など)が必要になります。
その場で持っていないと買取を断られるため注意しましょう。
個人間のトラブルに注意
オークションやフリマアプリはユーザー数の多さが魅力である反面、取引の多くが個人間で行われています。
商品の売買に慣れていない利用者も多く、希に出品者と購入者の間でトラブルが発生します。
商品の状態が悪かったり、受け渡しがスムーズにできなかったりして揉めるケースが多いようです。
こういったサービスは、仕組みを把握してから始めるように心掛けましょう。
正しい相場を知ろう
せっかく買取を依頼したのに、予想以上に査定額が低かったらショックですよね?
売りに来なければ良かった、なんてことにならないように事前に相場を調べておきましょう。
また、相場観を身につけておけば、査定金額が相場と合致しているか見抜くことができます。
流行の変化には敏感になろう
洋服やアクセサリーなど、身につける物の流行はあっという間に移り変わります。
旬のデザインや色でなくなれば、その分価値も下がってしまいます。
タイミングを見て手放すことを、頭の片隅に入れておきましょう。
事前知識を大切に
物の価値は、需要によってどんどん変わってしまいます。
使わないものであれば「需要があるうちに売る」という方向に考えを傾けてはいかがでしょうか?
高い金額で買い取ってもらえれば、また新しい商品を買って楽しむこともできますね!